【トークテクニック】抑揚をつけた話し方
電話で何かを伝えるということはとても難しいことです。
例えば、携帯電話・スマートフォンを新しく買い替えるために携帯電話ショップに行ったことを想像してみてください。
新しいプランを店員さんは説明してくれます。
それはフリップや資料を目の前に置いて・一つ一つ資料を見ながら・相手の理解度を確認しながら・声で説明します。
例えば、、、以下の3つのプランを説明してくれます。
■Aプラン
基本料金:2,000円
通話料は5分までは無料でそれ以降は30円/30秒
5メガまでは無料でネットできます
■Bプラン
気本料金:1,000円
通話料は20円/30秒
2メガまで無料でネット出来ます
■Cプラン
基本料金:5,000円
通話料無料
ネットは無制限です
でも、電話での説明はそれをすべて声だけでやらなくてはならないのです。
今、これを見ている人は上記の描くプランを目で見てるのでそれぞれの違いを理解できるかもしれませんが、すべて口で説明されたらどうでしょうか。
口頭だけの説明だとすべてを伝えることは無理!
口頭だけの説明だと、伝わることは10~20%だけだと言われているのです。
考え方として【50%伝えるためにはどういう話し方をすればいいのか】ということを考えるのではなく【伝わる10~20%の内容をどれにしようか】ということを考えながら話す必要があるのです。
そのためには抑揚をつけた話し方をして、伝えたい部分をこちらがコントロールしていくのです!
伝えたい部分はゆっくりと強調して
特に数字の部分は伝わりにくいので、メリットになりやすい数字(料金・値引き額・差額など)は極端なくらいゆっくりと伝えましょう。
逆にメリット後の内容は早口で伝えて、ゆっくりと話したメリットが際立つようにしていきましょう。
また、メリットの前にほんの少し無言になったりするとより集中でいて聞いてくれるようにもなります。
例えば、、、
「今なら通常5,000円なんですが、このお電話ですと【ちょっと無言】2,980円!だけ(ゆっくりと、強調して)で ご用意させていただけます(ここは早口)!」
このように話すと一番伝えたい「2,980円」の部分が相手の頭に残って、他の部分は薄い印象になります。
実際に誰かに聞いてもらいながらだととても分かりやすいと思います。
すべて同じトーン・スピードで話すのと、上記のように抑揚をつけて話すのでは、全然違います!
メリットになる部分は一番印象に残さないといけません。
トークに抑揚をつけて、伝えたい部分を確実に伝えることができるようにしていきましょう。